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12月13日

流行りで音楽を聞いてるわけじゃありませんので(笑)

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遅弾きの達人、ヘンリー・マカロックのギターが聞けるグリース・バンド(71年)
とフランキー・ミラー『ザ・ロック』(75年) ヘンリーさんはミュージシャン
にしては珍しくoct,05と年月までサインをしてくれた

「いささか融通の利かなそうなこの男が奏でるのは枯淡の境地のようなギターだ
出汁の塩梅 音の選択 そしてひどく内気なのではと思わせるヴィブラートなど
マカロックの人生に一貫して流れているのは その絞り込んだフレーズ同様に余計
なことは何もしないという思慮深い哲学であり その眼差しゆえに彼は多くの尊厳
を集めてきた」
(江古田通信 2011年冬号より)

by obinborn | 2011-12-13 20:43 | one day i walk | Comments(2)  

Commented by ちーくん at 2011-12-13 21:47 x
頑固、融通がきかない、不器用。全て否定的な日本語だが、それでも結構。
そう、同じものを感じるとすればデルバート・マクリントンですかね。
彼も"PLAIN' FROM THE HEART"でフランキー・ミラーの曲を採り上げているところをみれば、共通の血を感じているのではないですか?
Commented by obinborn at 2011-12-14 03:35
デルバートもサイコーですね〜。しかも新作を出すたびにどんどん良くなって
いきます(多くの人やバンドは逆に岐路に立つ)。ミラーの曲を好確率で取り
上げてきたのも英米を超えた何かの因縁を感じます。ジョン・レノンにハーモニ
カを教えた男ですからね、なにしろデルバートは。男は黙ってサッポロビール!

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