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パイレーツ・カヌー〜ロング・インタヴュー

 パイレーツ・カヌーと出会ったのは2011年の10月のことだった。最初は初々しくってちょっといいバンドだなあ〜と思う程度だったのだが、やがて何かがぼくの心を刺した。それからカヌーのCDを買ったり彼女たちのライブに通い始めたのだと記憶している。演奏は確かな技術を伴っていたが、かといってテクニックに溺れてしまうような傲慢さは微塵もなかったし、大学の音楽サークルからそのまま抜け出してきたようなルックスや、ぎこちないMCはかえって真実味を伝えていた。そして何よりもルーツ音楽の再現だけに留まらない奔放な感性にぼくは夢中になった。あの時から数年経ちカヌーは14年の春に新作『OneFor The Pain In My Heart』を完成させた。せっかくだからと思い立ち、この機会にグループのキャプテンこと河野沙羅に話を伺った。今夏、東京とカヌーの活動拠点になる京都とでやり取りされたメールが元になっているが、彼女とこうして”会話”出来たことを嬉しく思う。なおカヌーは8月に青山CAYにて中村まりとのツーマン・ライブを行い、大きな成功を収めた。そのことも併せてご報告しておこう。

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☆いつの間にかこの6人が揃い、パイレーツ・カヌーが船出しました

ーー7月20日に高円寺のJIROKICHIで久し振りにパイレーツ・カヌーの演奏を拝見しました。素晴しいのひと言でした!ぼくが最初にカヌーを観たのは2011年の10月。やはり今回と同じ会場での東京ローカル・ホンクとのツーマンだったのですが、あれから3年経ち随分成長された印象を受けました。ここ数年の自分たちを振り返ってみて、どういう感想をお持ちですか?

 自分たちでは、成長は分からないですね。ただただ目まぐるしくて、ずっと同じに感じます(笑)でも変わらずこのメンバーで、あぁでもない、こうでもないと言いながら音楽に全力投球出来ていることを、いつも奇跡に感じています。

ーー少しばかりカヌーが結成された2009年前後のお話を聞かせてください。まず女トリオとして出発され、次第に他の男性メンバーが加わっていったそうですが、もう少し詳しくメンバーとの出会いを教えて頂けますか?

ややこしいですが、ご勘弁を(笑)まず、岩城さん(ドブロ)は、大学で私が参加していたアメリカ民謡研究会のOBでした。ヨッシーさん(ドラム)は10年前に対バンしてからの音楽仲間でした。潤さん(ベース)は、岩城さんとヨッシーさんが参加していた「靴ピカ」というバンドに新しく加わったベーシストで、私の憧れの人でした。私が一時期、音楽から離れていた時に、岩城さんとヨッシーさんが「一緒に音楽してみたら?」と紹介してくれたのがベス(ギター、ボーカル)です。いわゆる、お見合いです。
ベスは、父親と一緒に家で演奏したり、結婚式や友達の前で演奏したことはあっても、ライブをしたことはなかった娘でした。ベスの友達が「靴ピカ」の知り合いで、一緒にライブを見に行った時、その友達が「この子、歌うまいよ~。」ってベスを男性陣に紹介して。「じゃぁ今度、コーラスでバンドに参加してよ。」ということなって。リハーサルでベスの歌を聴いた男性陣は、おったまげたみたいです。自分たちが出したくても出せなかった、大好きなアメリカンサウンドがそこにあったそうです。そこでなぜか、私が借り出されるわけです。「どんな音楽を聴かれるんですか?」というような、まさにお見合いでした。
そしてお見合いの数日後に、行きつけの立ち飲み屋で飲んでいると、たまたま私の隣に来たのがキャッシー(バイオリン)でした。バイオリンケースを持って立ち飲み屋にいるお嬢様はとても凛々しく見えて、お酒の力もあって、思わず一緒に音楽しようと誘ってました(笑)そのころのキャッシーは、クラッシックからアイリッシュに転身しようと、京都に出てきて間もないころだったそうです。私のことを怪しみながらも、一緒にベスの歌を聴きにアイリッシュバーのオープンマイクに行ってくれました。そこで初めてベスの歌を聴いて、キャッシーも私(マンドリン、ヴォーカル)も惚れてしまうわけです。
それから、なぜか男性陣から練習しようと連絡があって、あぁ男性陣も一緒にバンドをするつもりなんだなぁと気づいて。同時にベスと2人で活動したり、女3人で活動したりもしてました。そしていつの間にか、この6人でパイレーツ・カヌーでした。

ーー改めて6人のメンバーの紹介とバンド内での各自の役割について、沙羅さんの目を通して語って頂けますか?

まず、パイレーツ・カヌーの主軸はベスです。彼女の歌詞の世界、音楽の世界がないと始まりませんでした。彼女一人でオーケストラみたいなのだけど、ベスというアーティストをメンバー全員が大好きで、なにか一緒にやりたいという思いで、1曲1曲アレンジしています。彼女はイラストレーターでもあるのですが、絵の世界も素晴らしいです。音楽でも絵でも、彼女が繊細に感じていることが表現される時、悲しみも痛みも、こんなに美しいことはなくて、私は泣いてしまいます。でも普段はおバカで最高にキュートな女性です。

キャッシーは、クラッシックとアイリッシュで培った技術と、柔軟な感性でバンドに風を吹き込んでくれます。こういう曲には、こういうアレンジという概念が全くないので、いつも驚くような案をくれます。その案がスタックしたメンバーを前へと進めてくれます。彼女が紡ぐ一音一音が、繊細で力強くて、聴き惚れます。そして、一番年下ですが一番落ち着いています。危険察知能力も抜群で、ベスと私をいつも守ってくれています。

岩城さんは、アレンジリーダーです。そして彼ほど、無駄な音を省くことに長けている人を知りません。ちょっとでもいつもより多く弾くと、すぐにバレます。こんなに素晴らしいプレイヤーなのに、曲によっては1音も鳴らさない時もあります。楽器職人でもあるので、メンバーの楽器のメンテナンスは、ほとんど彼にお願いしています。義理堅く、めちゃくちゃ心優しい男です。

ヨッシーさんは、お母さんです。いつもメンバーをよく見ていて、気遣ってくれます。これだけ年齢も性別も生活環境も違うメンバーが、音楽を続けていられるのはヨッシーさんのおかげです。アレンジする時も、作曲者の意図を汲もうと愛をそそいでくれます。本当はもっと思いっきり叩きたいだろうに、スティックの代わりに菜箸や編み棒を持って来ては、小さい音で最高のグルーヴを追求してくれるドラマーです。

潤さんは、ほとんどしゃべりません。時々、急に楽しそうに大きな声で話しますが、どこにスイッチがあるのか、メンバーのだれも解明できていません。いたずらな子供のようで、決まったフレーズを弾くのが苦手です。後ろを向いて主旋律を大声で歌ったりします。あまり言うことをききませんが、なぜか癒されます。そして、何をしたって潤さんのベースは素晴らしいです。

最後に私は、キャプテンです。幸い、大人なメンバーが冷静な判断はしてくれるので、とにかく音楽できるところを見つけて、面白いことを見つけて「やりましょうっ!」と先陣を切る係だと思っています。無理難題でも、私の説明がめちゃくちゃ分かりにくくても「ほなやろか。」と腰を上げてくれるメンバーに感謝でいっぱいです。

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☆☆メンバーそれぞれ根っ子が違うんです。違うというか、多種多様ですね

ーーカヌーの根っ子にあるのはいわゆるルーツ・ミュージック、とくにフォークやブルーグラス、 カントリーやアイルランド音楽からの影響を感じますが、若い人達でそのような音楽に取り組む姿勢がぼくのようなオジサンにはとても新鮮でした。そもそもどういう音楽体験をしてこられたのでしょうか?

メンバーそれぞれが根っ子が違うんです。違うというか、多種多様ですね。
潤さんとヨッシーさんは、どちらかというとソウルフルなレイドバックした音楽を演奏していました。ブルーグラスやカントリーなどは、パイレーツ・カヌーを始めてから聴き込んでいったようです。
岩城さんと私は、大学のアメリカ民謡研究部でブルーグラスに心奪われましたが、それまでは岩城さんはロック小僧でしたし、私はタップダンス娘でオールドジャズが好きでした。キャッシーはアイリッシュを学ぶ前は、音大でクラッシックを学びつつ、J-POPも好きだったようです。ベスは父親がカントリーやフォークミュージック好きで、最終的にはベスも大好きになってしまうのですが、昔はビートルズが大好きだったようです。

ーーアイルランドやアメリカの音楽に感化されつつも、例えば「HOTARU」に顕著なように、カヌーの音楽には知らず知らずのうちに日本的な情緒というかワビサビの世界が染み込んでいるような気がします。そうした部分にもすごく惹かれるのですが、そうした「日本的な」部分に関して意識されることはありますか?

意識していないというと嘘になります。でも、ライブに1曲、アルバムに1曲ぐらい日本語の曲もあった方が飽きないかなぁと、その程度の意識なんです。「En Ulas Ta」という造語の曲がありますが、それが日本語の曲としてアメリカのラジオで紹介されてたり、日本人からは「ケルト語だと思ってた」と言われたり。パイレーツ・カヌーをどうジャンル分けするかもリスナーによって多様で、面白く感じています。まだ、自分たちでもパイレーツ・カヌーらしさを解明中です。

☆☆☆新作は今までのなかで一番皆と話し合いながら作ったアルバムです

ーー最初のミニ・アルバム2枚がとりあえずのご挨拶というか名刺代わりだとしたら、女トリオだけの編成でレコーディングに臨んだ『Sailing Home』(12年)は新たな意欲作だと思いました。このアルバムを作ろうと思われた動機について教えてください。

 SXSW(注:サウス・バイ・サウスウェスト〜テキサス州オースティンで毎年3月に行われている多彩な音楽見本市)に出演が決まって、女3人で北米ツアーをすることとなったのですが、その時はまだフルメンバー6人で一発録りしたミニアルバムしかなかったんです。そんな時、キャッシーと私が知り合った立ち呑み屋で、以前、坂庭省悟さんのトリビュートアルバムでお世話に録音エンジニアさんと再会して、録音しないか?と誘っていただいて。北米ツアーで売りまくる為にも、女3人でスタジオ録音してみようという話しになりました。

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ーーその後再びフル・メンバーでの『Three』(13年)が作られ、今回もまた6人が揃った待望の新作『One For The Pain In My Heart』が完成しました。今回の新作に賭けた意気込みとか従来とは違うポイントなどをぜひ聞かせてください。

 今回の新作を作りたかったのは、たぶん最初はベスと私だけだったんです。私はとにかく早くフルバンドのフルアルバムを流通に乗せて多くの人に聴いてもらいたくて、セルフカバーアルバムでもいいと思ってました。でもベスは、作るなら新曲をたくさん入れたいと思っていて。ヨッシーさんと岩城さんは、ライブミュージックを一番に考えて来た人で、スタジオワークへの興味というか意義を見出せないでいたようです。ライブで再現出来ないことを録音でやることへの不安も感じてはりました。とにかくモメました(笑)そこで岩城さんを説得して下さったのが、東京ローカル・ホンクの木下弦二さんです。でも、どう説得して下さったのかは知りません。私も聞きたかったです。そして私に、そろそろ新曲を書きなさいと説得してくれたのはベスです(笑)
とにかく皆、いままでで一番たくさん話しをして、いままでで一番好き放題したと思います。今までのミニアルバムは、数日で一発録りした最高品質の「今」を切り取ってお届けして来ました。今回のアルバムは、メンバー全員が何かしら初挑戦した作品です。これからのパイレーツ・カヌーも想像してもらえるような、素晴らしい作品になったと思っています。

ーー「Guitar Blue」と「Goodbye Jacqueline」の2曲は正確にはセルフ・カヴァーとなると思いますが、今回この2曲を再度レコーディングしよう!と決められたのは、どんな理由があったのでしょうか?

 あまりドラマのない話しで申し訳ないのですが、全国流通にあたって上記2曲はアルバムに入れて欲しいと、自主レーベル「オンザコーナーレコーズ」の中井(大介)代表に頼まれ、納得したからです。Guitar Blueはパイレーツ・カヌー初のオリジナル曲であり代表曲ですし、上記2曲はPVも作って公開していたので、まだ見ぬリスナーが聴いてくれているとしたら、この2曲だろうと考えました。しかし、この2曲が入ったミニアルバムは流通には乗っていませんので再び録音しました。

ーー今回のアルバムではとくに「Gull Flying North」が胆になっていると思います。ハント(エリザベス)=沙羅のソングライティング・コンビによる才気とカヌー全員によるバンド・サウンドが全開ですね。その一方でエリザベスさんが単独で作詞・作曲をされたナンバーもあります。また過去にはキャッシーさんによる意欲作「Fake」もありましたね。そこら辺の役割分担とか、アルバム収録に当たっての取捨選択に関しては、やはり広くミーティングを開いてメンバーたちと話し合われるのでしょうか?

アルバム収録曲の取捨選択について話し合いの中で、いつも自然と決まって行くように思います。パイレーツ・カヌーは全員で情報を共有し、話し合うための場をWEB上に設けています。そこでの話し合いだと、普段あまりしゃべらないメンバーの意見も聞けて面白いです。なんだか現代っ子ですね。
ソングライティングに関しては、ベスはアルバムを作る時でも、そうでなくても、いつも不意に名曲を書いて来てくれます。私はアルバムを作る時に、こういう感じの曲を書いて欲しいとメンバーからのイメージをもらって(お尻を叩かれて?)書いています。キャッシーは、次のアルバムでインストを作って入れてみない?と尋ねた時、やってみたかったのだと答えて、素晴しい曲をすぐに仕上げて来てくれたので、これからも時々書いてくれるのではないかと期待しています。

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*2014年の春にリリースされた最新作『One For The Pain In My Heart』カヌーにとってアメリカでのライブ盤を含めれば通算6枚めとなる。一発録りでライブ感を重視した従来のアルバムに対して、今回はスタジオ・レコーディングならではの精緻で丁寧なサウンドスケープが光っている*


☆☆☆☆一番のビッグニュースは来年の4月にアポロシアターに出演することです!

ーーところで、地元京都のお客さんを前にする時とその他の地域、例えば東京でのライヴの時とは勝手が違うものなのですか?

 情けないかな私は未だにステージ上でアップアップなもので、あまり冷静に見れていません。なじみの場所や、なじみのお客さんに励まされることは多々ありますが、ステージに上がってる間の勝手は違わない気がしています。うまくいったり、いかなかったり。ライブの怖いところであり、楽しいところです。あえて違いを言うなれば、初めてのお客さんが多いときはMCを慎めと言われています。

ーーエリザベスさんが一時アメリカに帰国されるとのことで今後のバンド活動を心配するファンの方々もいます。そこら辺のことを含めて、今後の予定や抱負をぜひお聞かせください。

 来年の1月にベスが一度日本に戻ってきますので、できるかぎりツアーに回ろうと考えています。また、来年3月のSXSWに応募しました。そして一番のビッグニュースは、来年4月にアポロシアターに出演することです!アポロシアターからオファーが来た時は詐欺だと思っていたのですが、どうやら本当のようです。来年3~4月にかけて、ベス・岩城・ヨッシー・中井代表・私の5人でアメリカツアーを計画中です。キャッシーの出産も来年。メンバーの生活環境がどんどん変化していっていますが、これからも長く続けられるよう試行錯誤して行こうと思います! 
 
☆☆☆☆☆全てを演じきる音楽家もいますが、芯の部分はなかなか隠せない。音楽では弱い部分や駄目な部分は隠せないと思っています

                                         ーーカヌーの音楽にジャーナリスティックな話題はあまり似合わないかもしれませんが、東日本大震災以降ミュージシャンのなかには具体的な主張やメッセージを込める人たちも出てきましたね。でもその一方で比喩的な表現のなかに自分なりの思いを込める人たちもいます。一人の音楽家としてオーディエンスに伝えられることは何だと思われていますか?

難しい質問ですね。音楽で伝わることは計り知れないと思っています。主張やメッセージが音楽として湧き出てくるのか、主張したいから音楽をやっているのか。その主張が世の中に対してなのか、人々に対してなのか、家族や友人や恋人に対してなのか。様々ですが、ステージに立つ人には必ず主張があると思います。ステージ上での佇まいで、隠してもオブラートに包んでも、その人の芯の部分が少なからず見えてしまうと感じます。全てを演じきる音楽家もいますが、芯の部分はなかなか隠せない。音楽じゃ弱い部分、駄目な部分はなぜか隠せないですから。悲しみも苦しみも、一緒に唱えてとにかく生きるには音楽がぴったりです。
しかし私には今回の東日本大震災に対する思いを曲にすることが出来ていないので、機を見て発言するようにしています。地震や津波に関しては乗り越えなきゃいけない災害として、なんとかふんばろうと言えます。でも原発が本当に余計でした。二度とあんなこと起してはいけません。そして今も苦しむ人に手を差し伸べ続けます。

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*メンバー紹介を時計回りで。欅夏那子、岩城一彦、河野沙羅、谷口潤、エリザベス・エタ、吉岡孝*

ーーやや脱線しますが、沙羅さんは昔から東京ローカル・ホンクの大ファンでいらっしゃったとか。ぼくも実はホンク・ヘッズの一人(笑)なのですが、彼らとの出会いや、彼らの音楽のどういう部分に惹かれたのかを教えて頂けますか?

 大学の夏休み、実家で父が聴いていたのが東京ローカル・ホンクのアルバムでした。一度聴いたら止まらなくなって夏中聴いていました。そして、どうしてもライブが見たくて東京まで行って。そのライブにおったまげて、出待ちしてネコババしてた父のアルバムにサインをもらいました。
とにかく一聴き惚れでした。ある日聴いたこともない音楽が流れて来て、メロディーも歌詞も全部が聴こえて来て、自分が吸収されてしまったような感覚でした。自分でも気づいてなかった、自分に一番必要なものを、ある日突然差し出されて、どうして~!どこにあったのいままで~!なんで分かったの~!という感覚でした(笑)

ーー今回はお忙しいなか、どうもありがとうございました。最後の質問になります。メンバー6人それぞれの生涯のマイ・フェヴァリット・アルバムを5枚選んでみてください。勿論今日の気分で決めて頂いて構いません。

 こちらこそありがとうございました。いつもライブに来て頂いたり、レポートを書いてくださったり、とても感謝しています。

河野沙羅
・Dave Frishberg "Oklahoma Toad"
・Eddi Reader "Love Is The Way"
・東京ローカル・ホンク "東京ローカル・ホンク"
・The Band "The Band"
・Four Freshmen "Four Freshmen And 5 Trombones"

エリザベス・エタ
・Tom Waits "Alice"
・Patty Griffin "Children Running Through"
・Chris Whitley "Perfect Day"
・Tori Amos "Under the Pink"
・Levon Helm "Dirt Farmer"

欅 夏那子(キャッシー)
・FISHMANS「空中ベスト・オブ・フィッシュマンズ」
・キセル「マジックアワー」
・LAU「Lightweights & Gentlemen 」
・LEAHY「NARADA」
・BOB DYLAN「DESIRE」

岩城 一彦
・RALLY PAPA &CARNEGIE MAMA 「LIVE」
・安宅 浩司 「それでいいんじゃないか」
・CLASSIC CHIMES 「SEXTET MOVIE RUSTICS」
・ALISON KRAUSS +UNION STATION 「LIVE」
・EAGLES 「The Very Best Of The EAGLES」

吉岡 孝(ヨッシー)
・Al Green "Lay It Down"
・Amos Lee "Amos Lee"
・Bill Withers "Live At Carnegie Hall"
・The Meters "Funky Miracle Disc1・2"
・Aoife O'Donovan "Fossils"

谷口 潤
・Eark King "Street Parade" 
・Otis Redding "Love Man" 
・Hirth Martinez "Hirth from Earth" 
・The Esso Trinidad Steel Band "The Esso Trinidad Steel Band" 
・NRBQ "Grooves in Orbit"

(2014年の夏、メールにて。取材:小尾 隆)

なおパイレーツ・カヌーのオフィシャル・サイトは以下になります。
http://www.piratescanoe.com

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by obinborn | 2014-09-10 00:31 | インタヴュー取材 | Comments(0)  

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