杉田代議士から覗く復古主義

LGBTのことを考えるといつも思い出すのは、ある会社の
事案である。たまたま私が勤めていた企業の得意先だった
ので知るところになったのだが、その得意先のある社員が
ゲイで、しかも女装して営業外勤したのが原因となり解雇
されたのだ。これは裁判にもなったのでひょっとして覚え
ている方がいらっしゃるかもしれないですね。大げさに言
えば人権と社会通念との戦いでもあったが、まあ自分の会
社にオカマちゃんが営業に来れば、大抵の人は善悪以前に
ただひたすら狼狽するだろうし、クビにした経営者の判断
に(その立場だったら余計)傾いたかもしれない。

今回の杉田水脈代議士の発言に関しては、日本の保守層に
根強く残っている「産めや増やせや」「男は働き女は家庭」
という通念を吐露したもので、驚くに値しない。70数年前
まで富国強兵のスローガンを掲げていた国の価値観がそう
簡単に変わるとは思えないからであるが、国が何らかの閉
塞に陥ると彼女のような復古主義が台頭してくるという点
は記憶に留めておきたい。


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by obinborn | 2018-07-30 07:15 | one day i walk | Comments(0)  

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