人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2月4日のサーディンヘッド

音が逞しく唸りを上げ、大地を揺るがす。あるいは影や静寂にひっそりと寄り添ってゆく。そんな動と静のコントラストも鮮やかな圧巻のライブだった。曲の骨子こそあれ、その日その時の閃きに委ねてインプロヴァイズするフリーフォームな演奏を身の上としているバンドならではの面白さを堪能した。
「お前またサーディンヘッドかよ〜」と言われても、毎回違う展開がある。まだ見ぬ明日のような新しい景色が描かれてゆく。ライブという一回性に賭け、全力投球していく彼らの姿が清々しく、帰りの電車までずっと余韻に浸った。

2月4日のサーディンヘッド_e0199046_05001038.jpg


by obinborn | 2023-02-05 05:01 | one day i walk | Comments(0)  

<< 臓器移植をテーマにした自作曲で... 追悼:鈴木邦男氏〜右派に知性を... >>