カテゴリ:one day i walk( 892 )

 

1月3日

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エジプトは国民の大半がイスラム教徒だが 約1割を(キリスト教の一派である)
コプト教徒が占める 両者の間には教義の違いや少数派の権利などをめぐり
潜在的なあつれきがあり 散発的な衝突が続いている

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神(註1)である私よりも 人は意味を成さないものだ

最も愛おしいサボテンの花よりも 最もしとやかなユカの木よりも意味がない

人がこの砂漠を追い求めるのは 神である私がそこにいると思っているからだ

ワハハ、だから神である私は人類を愛するのだ

人々はみな神である私への信仰(註2)に夢中

ワハハ、だから神である私は人類を愛するのだ

ランディ ニューマン「神の歌」


註1 「神」

アルバムの最後を神に関する歌で締めた音楽家といえば すぐに思い出すのが
ジョン レノン、ランディ ニューマン、佐野元春
順に 神の完全否定、 神になった立場での人類への揶揄、そして想像力を駆使
し”無事に辿り着けますように”という隣人への願いである

註2 「信仰」

今まで何度も書いてきたが 私は信仰を積極的な意味に於いて持たない 
一つの信仰の幸せが他の信仰にとって不幸であるという”からくり”に何故人々は
気がつかないのだろうとも思う

「導師なし、教義もなし、教師も得ずに」
ヴァン モリソンの歌ではないが そこから多くのものがすくっと見渡せるだろう
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by obinborn | 2011-01-03 19:25 | one day i walk | Comments(2)  

キャラヴァンサライ

72年2月から5月にかけて行われた『キャラヴァンサライ』のための
レコーディング セッションは結果的に初期サンタナの頂点を成すも
のとなった

ベイエリアのラテン ファンク バンドが次第にその思索的な方向性
を高め その肉体性と精神性が超克した記録 そう言い換えてもい
いだろう

骨太なリズムセクションのなかを縫うようなカルロス サンタナと
ニール ショーンによるギター バトルは まさに燃える火であり
静寂を駆け抜ける野生の駱駝である

言葉が音楽を語るというよりは
音楽が言葉を運び込んでいく

そのありようのようなものが  美しい

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by obinborn | 2011-01-02 22:56 | one day i walk | Comments(0)  

1月2日

多くの年賀状をいただき ありがとうございました

(昨年は喪中だっただけにありがたみが増しました!)

大変勝手ながら ここでお返事に代えさせてください

so thanks more than you know !

オビ

初夢は私らしくシュールなものでして 言語統制された政府によって
断罪された人たちが収監され毒ガスで殺されていくというもの
そのなかに 今は亡きフランク ザッパもいて、、、妙にリアルだったのでした

12/31      10,512歩
1/1      7.250歩
1/2      7.991歩


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群馬県沼田市にて
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by obinborn | 2011-01-02 18:41 | one day i walk | Comments(0)  

12月31日

今年を振り返る

ある意味 CDを買う ライヴに出掛けるといったこと以上に
読書(大衆文学)へと舵を取ったことが大きなひとつだった 

DJも数多く各地でやらせていただいた
そしてやはり何といっても8キロ減量したことが大きかった

情報はなるべく遮断した
それらはまったく何の意味もなかった
ウォーキングをしていると  街から音楽が聴こえてきた

佐野元春が年齢に見合う思索的な成果を出していること
東京ローカル・ホンクが何度も何度も演奏の瞬間に奇跡を見せたこと
中村まりが今年もまた視界をすくっと押し広げてみせたこと

それらが収穫なのだと思った

整理というより 単に積み直しただけとの声もありそうですが、、、(苦笑)


来日公演やライナーノーツを含めて とても大きなものをこの二人から
授かりました
CDと同じ内容のDVDによる2枚組

ぼくは音だけで気持ちが一杯になってしまい まだ映像の方を見ていません
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by obinborn | 2010-12-31 01:16 | one day i walk | Comments(0)  

12月28日

山崎豊子『運命の人』(二)を読了 今年50冊め

山崎はアンチ・ヒーローというか社会とまじめに対峙しようと思えば
思うほど規範から外れていくようなアウトローたちを描くのが上手い
今回の『運命の人』も正義感に満ちた新聞記者が沖縄返還の裏で
アメリカと密約された文書をスクープしたことが発端となって当局か
ら逮捕されるというのが 前半の主なあらすじだ

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話変わって タワレコとワーナーの合同企画”Tower To The People"
でロックの名盤が求めやすい価格で年末にリリースされている

そのなかの一枚でボニー・レイットの『ストリートライツ』(74年)の
解説原稿を書かせていただいた デヴィッド・スピノザやスティーヴ・
ガッドなどニューヨークのスタジオ・ミュージシャンとともに録音に臨
んだこのアルバム 必ずしも世評は好意的ではなかったように記憶
するが ぼくは好きな作品である

ちょうど時期的にもジェイムズ・テイラーがNYに出向きスピノザらと
『ウォーキング・マン』(ぼくの生活そのもの?!)で新境地を打ち出し
た時期と重なる ライナーではそこら辺の成果と課題についても書い
てみた

そういえば本作にはJTの「レイニー・デイ・マン」が収録されている
この曲をJTのトリビュート ライヴで歌うレイットの姿も印象的で
彼女はこう言いながら歌い始めるのだ

「私はジェイムズの影の部分に惹かれるの」

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余談だが レイットの現行CDでは『ギヴ・イット・アップ』(72年)と
『テイキン・マイ・タイム』(73年)のライナーを書いていますので
よろしかったら 

本日はアルバム・レビュー用の短評を6枚ほど書いて送信した
一枚のアルバムに対して250字余りの短い文章では 何を書き
何を削ぎ落とすのか あるいは文体のリズムがいかに大事かを
改めて考えさせられる

ちなみに本日は以下の作品について

ザ バンド『南十字星』
ネッド ドヒニー『ファースト』
ライ クーダー『チキン スキン ミュージック』
バッファロー スプリングフィールド『アゲイン』
CSN&Y『4 ウェイ ストリート』
ザ シティ『夢語り』

言わずもがなの傑作ばかりですが だからこそいきなりPCに向
かうのではなく まずは手書きの原稿用紙で書いてみました
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by obinborn | 2010-12-29 00:46 | one day i walk | Comments(1)  

12月27日

25日を過ぎるとさっと引くようにクリスマスツリーを片付ける街並
この国はどこまでも無宗教なんだなあ〜と思う
うちのblogの壁紙は意地になって正月過ぎまでツリーです(笑)

本日のウォーキングは17,437歩
5月から始めて220日余り 休んだ日は大雨が降ったわずか2日のみ

やはりメタポは病気だという認識がまだまだ浸透していないのだろう
たとえ誤解(「いいよなオビは時間があって」の類)されても
他ならぬ自分自身が医者からキツいことを言われ 苦しみながら(註1)
少しずつ克服してきたのだから
御同輩を励ますためにも 日々の成果を披瀝していきたい

信念と運動  体は正直だ

註1 「苦しみながら」
35度の猛暑のなか90分の歩行を続ける苦しみ 
満たされない食欲の苦しみ そして何も変わらないのではという疑念
それらすべてがオビンの秘めたる意志のもと 鮮やかに統制されていった
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by obinborn | 2010-12-27 19:24 | one day i walk | Comments(2)  

12月26日

今日の歩きは10,506
本当は原稿を進めなければいけないのですが 山崎豊子『運命の人』
が面白く 第2巻を読み進めてしまいました 第3巻の文庫化は来年1月
なので読みたくとも読めないのが残念ですけれど

さて たまには宣伝を(笑)

12月20日にクリンクより発売された『マイク・フィニガン』(76年)と
『スティーヴ・ヌーナン』(68年)の解説原稿を書かせていただきました

フィニガンはデイヴ メイソンの黄金期を支えた鍵盤奏者であり 本作は
マスル ショールズで録音された彼の初ソロ作 ヴォーカリストとしての
彼の魅力が十全に発揮された名盤です 古くはジミ ヘンドリクスの
『エレクトリック レディランド』にも参加していたセッション マンとして記憶
されている方も少なくないでしょう  そんな彼が巨匠ジェリー ウェクスラー
のプロデュースの元で吹き込んだ本作 スワンプロック ファンには言わずも
がなのマスト アイテムです (原盤ワーナーブラザーズ)

ヌーナンは60年代半ばから南カリフォルニアのフォーク サーキットを歩ん
だ人で 彼と仲間のグレッグ コープランドは ジャクソン ブラウンに大きな
影響を与えたことでよく知られています 本作はジャクソン初期の名曲「
シャドウドリームソング」を収録 トム ラッシュのヴァージョンがよく知られ
ていますが ヌーナンの解釈やアレンジはジャクソンの友人ならではの魅力
があり フォークからSSWへと移行していく時代の貴重なドキュメントとして
も忘れ難い作品です (原盤エレクトラ)

今年も残り少なくなりました

信じる音楽家たちをしっかりと見守っていくこと
時流(メインストリーム)には迎合しないこと
そんなことを大切にしながらこれからも書いていければな と思っています
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by obinborn | 2010-12-26 23:30 | one day i walk | Comments(0)  

12月25日

早朝バイトを終えると早速ウォーキングを開始した
今日の成果は15,380歩
本も山崎豊子『運命の人』(1)を読了 今年49冊め

近所の中古レコ店で『メンフィス  サウンド オリジナル コレクションvol.1』
(キング 75年)を1,500円で購入
当時 日キングがロンドン レーベル経由で配給していたハイ サウンドの
コンピレイションLPだ

これが素晴らしい!

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ウィリー ミッチェルのHi-Soundといえば当時はアル グリーンが人気!
オーティスクレイやOV.ライトといったディープなシンガーがやっと 紹介され
さらにドンブライアントやその妻君アンピーブルズらの単独LPが組まれる
ことで 日本のサザーン ソウル ファンは飛躍的に増大していったのである

このコンピでは さらにクワイエット エレガンスやジョージ ジャクソン
そしてフィリップ ミッチェルら更にマイナーな存在が紹介されていった
オビンも当時はここまで聞き込むことは出来ず 懐かしさとともに今回やっと
購入したわけ

事実 収録曲でぼくが知っていたのはアン ピーブルズ”a love vibration"のみ
けれど 冒頭のクワイエット エレガンスが歌うジェイムズ カーの持ち歌
”you've got my mind messed up"にノックアウトされてしまった!
カーのgoldwax吹き込みより 柔和な歌と演奏に親近感が増していく

ハイ サウンドの良さは 抑制が効いたリズム セクションの魅力に尽きる
アル グリーンのような優しめの声質を持ったシンガーとも相性がいいのは
そのためかなあ〜

きっと現行のCDではもっと充実したコンピが組まれているのだろうけれど
それを判断する耳をぼくは持っていないし 曲数が多過ぎるCDのシーク
エンスよりは ずっと曲を把握できるシングル盤やLP盤に
より愛着は湧いていくのでした
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by obinborn | 2010-12-25 19:16 | one day i walk | Comments(4)  

今年もありがとうございました

(ベスト ライヴ)

ジェイムズ テイラー&キャロル キング 4月16日 九段下 日本武道館

中村まり  2月21日 下北沢lete

東京ローカル・ホンク 9月11日 高円寺JIROKICHI

青山陽一BM's 10月9日 沼袋オルガン ジャズ倶楽部

ジェフ マルダー&エイモス ギャレット  10月8日 渋谷クラブ クアトロ

佐野元春&ザ コヨーテ バンド  12月14日 横浜Blitz


(ベスト CD)

ロバート プラント /バンド オブ ジョイ

ロニー ウッド/アイ フィール ライク プレイング

デレク トラックス バンド/ロード ソングス

ロス ロボス/ティン カン アレイ

東京ローカル・ホンク/生きものについて(リマスター版)

オーギー マイヤーズ/trippin out on tripets


(ベスト ノベルズ)

宮部みゆき『小暮写真館』

角田光代『密やかな楽園』

角田光代『ツリーハウス』

中島京子『小さいおうち』

浅田次郎『終わりなき夏』(上)(下)


〜〜〜

いいライヴに数多く出会えた年だった
いい演奏をしたときの音楽家 その達成した表情がたぶん答えなのだろう
亡くなったアレックス チルトンと牛心隊長には永遠の感謝を

アレックス、きみがいないなんてね

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by obinborn | 2010-12-22 14:58 | one day i walk | Comments(0)  

12月19日

下北沢のmona recordsにて 中村まりのライヴを

いつも変わらないという心映えのようなものが
信頼をより増していく
そんな感動的な夜だった

ピート シーガー ファミリーのクリスマス曲に
ジョニ ミッチェル「river」を連ねるという12月ならではのプレゼントも
中村を聞いてきてよかったと思わせるに十分だった

自分のなかの凍ってしまった部分や
自分のなかで曲がってしまった気持ちを
彼女の歌はすくっと拾い上げていく

きちんと背中を伸ばさなきゃ
そんなことを思った

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本日は拙書とブルーグラス デュオのLP”White Lightnin'"をプレゼントするオビン
ほとんどおっかけ状態です^0^

また来年もよろしくお願いします
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by obinborn | 2010-12-20 01:42 | one day i walk | Comments(2)